卒業後の進路生命理学科

大学院案内〈生命理学専攻〉

生命理学をより深く学びたいと思ったら、大学院理学研究科生命理学専攻に進み、より高度な研究を行うこともできます。大学院では各教員の研究室に所属し、教員1名あたり学生数名程度という非常に充実した環境で、最先端の研究に没頭することができます。また理化学研究所、海洋研究開発機構の連携大学院の研究室で研究を行うことも可能です。大学院での研究では、これまで学んできた人類共通の知識に、新たな内容を付け加えることになります。誰も答えを知らない生命の謎を、私たちと一緒にあなた自身の手で解き明かしてみませんか。

■近年の大学院博士課程前期課程修士論文の例
・大腸菌YhiDの機能解析
・DnaN Clampはミスマッチ修復における新生鎖修復に機能するか
・ISの切り出しに関わるIEEの生化学的活性
・大腸菌ミニマムゲノム株の染色体分断化
・細胞内Mg2+濃度変化に対する適応とリボソーム及びATP合成酵素の関係性
・枯草菌膜結合タンパク質SapBの機能解析
・アフリカツメガエルの心筋再生におけるⅠslet1発現細胞の役割
・大腸菌を用いたL-formとしての増殖に必要な因子の解析
・シロイヌナズナAN3,GRFによるシュート/根の境界形成及び維持機構の解析
・PTP-PESTのPP1結合様モチーフの改変が細胞移動におよぼす影響の解析

■近年の大学院博士課程後期課程博士論文の例
・細胞質型チロシンホスファターゼPTP-PESTによるマスト細胞活性化シグナルの制御機構
・深海由来絶対好圧性細菌Shewanella benthica のイソプロピルリンゴ酸脱水素酵素の耐圧性と構造に関する研究
・腸管出血性大腸菌O157:H7 Sakai株に存在するStx2ファージにコードされたSmall Regulatory RNA SesRの機能解析

卒業後の進路

3人に1人は大学院へ進学。就職先はバイオ関係、情報サービスが多い。
就職先では、バイオ関係と情報サービス関係の企業が多く、銀行や保険会社などにも就職しています。大学院前期課程修了者の多くはバイオ関係や情報サービス関係企業に就職しています。さらに、立教大学大学院や他大学院の後期課程に進学する者もいます。立教大学大学院はもとより、東京大学、東北大学、東京工業大学、東京医科歯科大学、大阪大学、筑波大学、千葉大学、横浜市立大学、東京農工大学など、全国に広がっています。

■過去数年の主な就職実績
(株)CACクロア/(株)日立製作所/日本ヒューレット・パッカード(株)/Meiji Seika ファルマ(株)/大塚製薬(株)/武田薬品工業(株)/アサヒビール(株)/ジョンソン・エンド・ジョンソン(株)/(株)資生堂/日本電気(株)/キヤノンマーケティングジャパン(株)/(株)みずほフィナンシャルグループ/(株)三井住友銀行/(株)三菱UFJ銀行/りそなグループ/三井住友海上火災保険(株)/東日本電信電話(株)/(株)エヌ・ティ・ティ・データ/(株)ワークスアプリケーションズ/NECソリューションイノベータ(株)/(株)日本総合研究所/富士通(株)/日本ユニシス(株)/兼松エレクトロニクス(株)/SCSK(株)/(株)JTB/大和総研グループ/地方自治体/中高教員

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