2021/06/11 (FRI)
物理学科佐藤寿紀助教らの国際共同研究グループが、超新星残骸3C 397のX線観測により、電子の縮退圧で支えられている高密度天体白色矮星の爆発直前の中心密度の推定に成功
OBJECTIVE.
物理学科佐藤寿紀助教が参加する国際共同研究グループは、超新星残骸3C 397のX線観測により、電子の縮退圧で支えられている高密度天体白色矮星の爆発直前の中心密度の推定に成功し、その結果がThe Astrophysical Letters 誌に掲載されました。この天体は白色矮星の限界質量として有名なチャンドラセカール限界(1983年ノーベル賞)に近い質量で爆発したと考えられます。