サイエンスコミュニケーション教育・学部共通科目共通教育推進室/SCOLA

サイエンスコミュニケーション教育(授業科目)

段階的にスキルを身につけ社会での実践力を育てる
サイエンスコミュニケーションに必要なスキルをステップに分け、学生自身が主体的に学んでいきます。最終的には経営学部との共同授業である「理学とビジネスリーダーシップ(BL4)」でバックグラウンド の異なる人達と共に学んだり、「共通教育ゼミナール」で社会における具体的なアウトプットを行うことを目指します。
STEP1 聞く・理解する
授業「理学とキャリア」
〜現代社会にどう貢献していくのか?〜
1年次春学期に多くの学生が選択します。授業は多彩な外部講師を迎え、大学で学ぶ意義をキャリアの視点から考えていきます。グループに分かれての発表も行い、他の人の意見を聴く、そして聴き出す力を身につけます。
STEP2 観る・書く
授業「サイエンスコミュニケーション入門」
〜「科学を伝える」ことを多角的に学ぶ〜
コミュニケーションの基本である「書く」「話す」がこのステップの重点項目です。サイエンスコミュニケーションの実務の場面でコンテンツ作成に携わる方々のお話を伺いながら、現代社会という文脈の中で科学を伝える立場と技術について学びます。
STEP3 話す・教える
授業「理数教育企画」
〜魅力を変換して伝えるチカラ〜
グループに分かれてテーマを決め、中高生を対象とした理数教育プログラムを実際に企画します。一方的な説明だけでなく、実験や体験を取り入れるなど、中高生が能動的に参加して自ら学ぶことができる企画を開発していきます。
STEP4 つくる・伝える
授業「理学とビジネスリーダーシップ(BL4)」
〜経営学部との共同授業〜

授業「共通教育ゼミナール1, 2」
〜社会の中で実践する〜

サイエンスコミュニケーション教育(実践プログラム:SCOLA SIP)

社会に向けて実践する
SCOLAが行っている「サイエンスコミュニケーションの教育・実践」の一環として2022年度から始まった、学年・学部の枠を超えて提供する1年間の教育プログラム「SCOLA SIP(Science Communication Office for Liberal Arts, Students Interactive Program)」。科学を学問の営みとして広く捉え、サイエンスコミュニケーションに関する企画立案だけでなく、社会への実践を軸に捉え、理学部、文学部、経営学部、法学部、経済学部、社会学部の学部生や院生たちが活動しています(2023年度までの在籍生)。
1年間の大まかな活動内容としては、前半にサイエンスカフェの企画運営で場づくりの基礎を学び、後半はオリジナル企画実施に挑戦しています。
活動概要
活動の柱
・基礎:サイエンスカフェ(企画立案・実施の基本を学ぶ)
・応用:オリジナル企画(ゼロから立ち上げる)
・修了式:業績報告会

何を学ぶか
・科学と社会の考え方、伝え方(説明するスキル、表現するスキル)
・企画・実施・評価までのプロセス
・場や機会をつくる力

活動頻度
・定期ミーティング(週1回、昼休み)
・企画チーム毎のプロジェクトミーティング(随時)
・SCOLAの活動サポート(任意)

サイエンスカフェの様子(2022年度)

企画開発した2種類のオリジナルゲーム(2022年度)

その他の学部共通科目

科学の教養を身につける
数学ことはじめ/科学史
科学と社会の関係を考える
科学の倫理/知的財産権概論/地学概説/地学総合実験/医学概論
海外プログラム
イノベーションの中心地とされるシリコンバレーを訪問し、課題解決型学習や企業訪問を通じてグローバルなキャリアを考えるプログラムや、実際に大学へ短期留学し、理系英語に集中したクラスに参加するプログラムの実施を予定しています。
カリフォルニア州シリコンバレー グローバル人材・企業体感プログラム

訪問したインキュベーションセンターの受付

シリコンバレー周辺での会社等の見学、シリコンバレーで働く人達の話を聞いたり、討論を行います。その他、ミュージアム訪問、現地学生との交流会、ビジネスピッチコンテストが予定されています。
                            

カリフォルニア大学リバーサイド校での授業風景(過去のプログラムの様子)

参加者は、ホームステイをしながら、カリフォルニア大学リバーサイド校エクステンションセンターで開催される英語研修に参加しました。午前中に講義を受け、午後は文化ワークショップに参加。現地大学生のチューターとの交流も行われました。

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