経済的な援助理学部の概要

経済的理由により学業継続が困難な者、また、優れた能力を有する者に対して経済的な援助を図るための奨学金制度があります。経済的な不安を緩和し、より多くの時間を学業に向け、皆さんの可能性をさらに引き出すことができるように大学生活の条件を整えるためのものです。日本学生支援機構奨学金以外にも立教大学独自の奨学金制度が数多くあります。なお、金額は2019年度のものです。

入学前に採用が決まる奨学金

立教大学「自由の学府」奨学金

年額70万円

原則4年間支給(継続審査有)/採用候補者数500名程度
首都圏1都3県(東京、神奈川、埼玉、千葉)以外出身者対象
※詳細はウェブサイトや募集要項でご確認ください。

理学部の学生が応募可能な主な奨学金(学部生対象奨学金)※2020年度以降大幅な制度変更の可能性があります。

〔採用実績は2019年度実績〕*1 日本学生支援機構の奨学金を利用するには、家計審査・成績審査があり、第一種奨学金の最高月額(5万4千円、6万4千円)を選択する場合には、一定の家計基準を満たすことが必要です。*2 2019年度受給者実績

理学研究科の学生が応募可能な主な奨学金(大学院生対象奨学金)※2020年度以降大幅な制度変更の可能性があります。

〔採用実績は2019年度実績〕

「自由の学府」奨学金を利用
安心して勉強に集中することができます
2020年度 化学科 3年次 寺床 優花さん

以前から立教大学に進学したいと思っていましたが、家庭の経済状況を考えるとそれを実現させるのには大きな不安がありました。そんな時にパンフレットで「自由の学府」奨学金の存在を知りました。現在は金銭面での不安も少なく存分に勉強に励むことができています。

大学での勉強はとてもハードです。朝は7時に起床し、家事をしてから登校します。たくさんの課題や授業の予習復習をこなすために、夜は日付を跨がずに眠れる日はほとんどありません。大変さはありますが、それに見合うだけの手厚いサポートを受けることができるので、日々やりがいも感じています。授業内容などで分からないところを先生方に質問に行くと、とても丁寧に対応してくださいます。学生と教員の距離が近いというのは、立教大学化学科の特徴だと思います。

立教大学理学部は、学生の本気を応援してくれる場所です。そんな素敵な環境で安心して勉強に励むことができ、進学してよかったと心から感じています。

TA/SA制度(ティーチングアシスタント/ステューデントアシスタント)

本学学部生・大学院生が担当教員のもとで、授業や実習・実験の補佐、学生からの質問への応答、その他の形で学部教育を手助けする制度です。この教育補助システムを導入することで授業の質が上がり、また、学部生・大学院生が将来、教育・研究に携わるときに必要とされる生きた経験を積む機会を提供しています。TA及びSAは本学学部・大学院に在籍する学生の中から、各学部に設置した選考委員会が選考を行い、採用します。なお、年次に応じて給与が支給されます。
同じ授業を経験した自分だからこそ「躓きポイント」に丁寧に応えたい
2020年度 理学研究科 物理学専攻博士課程後期課程 1年次
三嶋 洋介さん

私は現在、物理学科の学習支援室と物理学演習のTAを担当しています。学習支援室では物理学科生が履修可能な講義の疑問を解消することを目的として自由に質問を受けつけ、必修科目である演習の授業では学生からの質問に答えています。自分が学部生時代に受講した講義と重なる部分も多いため、当時を思い返し学生が躓きやすいポイントに寄り添いながら、自らが解けるようになるまでサポートすることに努めています。TAは研究活動拠点である大学に居ながら教育活動にも参加することができる制度です。そのため研究活動とも両立しやすく、院生時代から大学教育に携わることができるという点で私にとって貴重な機会となっています。TAを終えた午後は、指導教員や院生と議論を交わし、宇宙論の研究に精を出す日々を送っています。

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