理学研究科に付属する4つの研究センター研究・教員

世界最先端レベルの教育や研究を展開

理学研究科に付属する 4つの研究センター
理学部・理学研究科は、世界最先端レベルの教育や研究を展開しています。理学研究科に付属する4つの研究センター(「先端科学計測研究センター」「未来分子研究センター」「生命理学研究センター」「数理物理学研究センター」)における研究をはじめ、連携大学院制度による理化学研究所、産業技術総合研究所、海洋研究開発機構、国立がん研究センター、聖路加国際病院、放射線医学総合研究所、埼玉大学大学院理工学研究科での研究、さらにブルックヘブン国立研究所などの海外の研究所との共同研究などが活発に行われています。

(左)深宇宙探査機PROCYONに搭載された紫外線望遠鏡LAICAの組立の様子 (右)LAICAの完成品。2014年12月にH2Aロケットで打ち上げられ、地球水素大気光の撮影に成功した

先端科学計測研究センター
計測は科学の基盤をなします。その技術的な進歩が新しい現象の発見につながり、科学の発展に大きな貢献をしてきました。また、新しい計測法の開発は、科学技術の進歩の重要な一翼を担う産業基盤技術のひとつと位置づけられます。先端科学計測研究センターでは、科学計測法について最先端の学際研究を行っています。そして、その成果を科学研究へ適用することだけでなく、新しい産業基盤技術への応用を図ることも目的としています。
生命理学研究センター
生命を多数の遺伝子・タンパク質などからなる高次元システムとして捉え、細菌(大腸菌、枯草菌など)、動物(アフリカツメガエル、ショウジョウバエ、線虫、ヒト培養細胞など)、植物(シロイヌナズナ、ヒメツリガネゴケなど)の多様なモデル生物を対象に、センターに整備された各種解析装置を駆使して、生命システムの解明に向けた研究を行っています。
未来分子研究センター
独自の設計に基づき新たな物質群を合成し、それらの構造・反応・物性の測定解析を行うことで化学の基礎学理を構築するとともに、光メモリ、不斉合成触媒、バイオイメージングプローブ、生分解性プラスチック、人工光合成システムなど、光電子機能デバイスや医療用材料、環境・エネルギー材料を含む様々な分野で活躍する未来型機能分子を創出することを目指して研究を進めています。
数理物理学研究センター
弦理論や重力理論を始め理論物理学の諸問題は最先端の数学と深く関係しています。数理物理学研究センターでは、数学者と物理学者が協力して数理物理学の研究に取り組んでいます。各分野の専門の研究者に最近の様々な進展を紹介してもらうため、定例セミナーを設けています。広い分野の聴衆が参加できるように通常のセミナーよりも導入部に時間をかけています。また海外からも講演者を招聘して、研究会Rikkyo MathPhysを毎年開催しています。

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